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和敬清寂:一期一会:たぎる心
和敬清寂:一期一会:たぎる心
「和敬清寂」「一期一会」「たぎる心」のいずれも、茶の湯の根本を成す考え方であり、亭主とお客様との間の関係をより濃密にしていく為の原点でもあります。 これらは、一個一個をバラバラに捉えるのではなく、共に牽連しあって茶の湯の世界をよる豊かにしていると考えて行く事ができます。
和敬清寂
「和敬清寂」とは、お互いを敬う事、お互いが和む事を基本にして、まっすぐに綺麗な交じり気の無い気持ちをもって、亭主とお客様とが更なるたかみを目指していくと言う 茶の湯の指針を示したものと言う事が出来るでしょう。(※ また、瑣末な事ですが……「和敬静寂」では無く「清寂」となっている事に注意をしてください。)
一期一会
「一期一会」と言うのは、人との出会いにおいては、二回目があると言う事を考えて会うのではなく、ややもすると二度とは会えないかもしれないとして (※ 茶の湯の作られて行った戦国時代・安土桃山時代においては、何時何が起きるかが分からない事が普通でもあったため) 今、会っているこの一瞬一瞬を大事にしていきましょうと言う意味を持っています。 もちろん、これは茶の湯における「もてなし」における重要な柱になって行くわけですが、 元々は、千利休の弟子である山上宗二と言う人物が記した「山上宗二記」において「一期に一度の会」と書かれていたものを、 幕末期の大老、井伊直弼が「一期一会」と言う四字熟語にして定着したものである(この事を記した井伊直弼の著作を「茶湯一会集」と言う)。
たぎる心
また、「たぎる心」と言うのは、茶の湯に臨む際の心映えとしての主客の心の持ち様を表しているものと言え、その字の通り「熱くたぎる」と言う意味が含まれています。 「和敬清寂」「一期一会」と来て、亭主と客との関係をより高いものに昇華させていく際に、 「ぬるいのではなく」、「熱い気持ち」で亭主と客とが向きあう事で、更なる濃密な関係を築いて行くと言う事を示したものと言えるでしょう。